供養は最後まで楽しかった!ありがとう

こんにちは。50代、女性、リリです。
動物が好きでずっと犬を飼ってきました。
その中には心臓が悪い子がいました。病院では遺伝だと伝えっれましたが、病院通いをするたびに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それでもとても良い子で、病院でも大人しく待っていてくれました。

散歩も年々息を切らすようになり、大好きな公園も抱っこすることが増えました。
入退院を繰り返し、手術をしてワンちゃんなのに、傷跡を見るのが本当に辛かったです。
それでも10歳を過ぎても散歩に行きたがります。私も連れて行ってあげました。
だんだん、途中で休むようになりましたが、犬仲間の中ではお利口さんでした。
本当に優しい子でした。私が泣いていると涙をペロペロと舐めてくれました。
出かけて帰ってくると玄関でじーっと待っていました。

いつまでもこんなふうに少しでも長く一緒にいたいと犬を飼ったことがある方はみんな思うことです。
それでも、あっという間に動けなくなり、入院です。毎日お見舞いに行きました。
小さなゲージの中で悲しそうに鳴くのをごめんねと言って帰ってきました。
そして最後は自宅でレンタル酸素ボンベの中で一日だけ生きてくれました。
犬の葬儀屋さんを涙をこらえて探し、近くの動物葬儀屋さんに自宅で供養してもらいました。

祭壇を設けて人間のような棺に入れる時には感謝の気持ちしかありませんでした。
冷たくなった身体を何度も有難う、とっても楽しかった本当にありがとうと言って入れても良いと言うので一番好きだったおもちゃとドッグフードを入れてあげました。
そしてその会社の斎場で焼いてもらい、合同に入れてもらいました。
個人でも良かったのですが、とても寂しがりやだったので、他のワンちゃんと一緒にしてあげました。

遺影はありますが、亡くなってからは実際何度も行っていません。本当は手を合わせなければと思うのですが
どうしても悲しくて出来ません。自宅にある写真もほとんど見られません。
供養になっていないかもしれません。それでも心のなかでまだ生き続けているのです。

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